【タイトル】

令和2年度 卒業式

【本文】

令和2年度卒業式 式辞      はじめに、本日、江東区立第五砂町小学校の卒業式を挙行するにあたり、保護者の皆様にご臨席賜り厚く御礼申し上げます。本日、卒業生が本日こうして堂々と、巣立っていくことができるのも保護者の皆様が様々な場面で本校に思いを寄せてくださった賜です。感謝申し上げます。  卒業生のみなさん、卒業おめでとうございます。小学校の六年間はみなさんにとって、かけがえのない学びの時間だったと思います。今、手にしている証書には、この六年間の学びの成果としての智慧(ちえ)、そして、ご両親や地域の方々の期待や希望が詰まっています。そのことを是非、受け止めて欲しいと思います。  さて、今年の卒業式は時間を短くするために一言だけ、みなさんに話をいたします。  長い人生の中、辛いこと楽しいことが交差しておこります。例えて言うならば布を織るように、縦糸と横糸の関係かもしれません。私の人生を振り返ると、楽しかったことは一瞬のように思っています。しかし、幸せかどうかは相対的な事で、絶対的な基準はありません。すべては、自分の心が決めることだと思っています。だからと言って、言い換えたり誤魔化したりして、辛いことや楽しくない経験を美化する必要はありません。辛いときは泣けば良いし、楽しいときは思い切り楽しめば良いのです。ただ、皆さんに覚えて欲しいのは、どのような時も前を向いて歩いて欲しいと言うことです。後ろを振り向かない、まっすぐ前を向いて、進んでください。  まだ、たくさん皆さんに語りたいことはありますが、それは、皆さんが人生を積み重ねていく中で、自ら学び自分の生き方としてつくりあげて下さい。  結びに、自分の命を大切に、そして、自分以外の人の命も大切に生きてください。それが、人を幸せにするということです。皆さんの今後の活躍を祈っています。  これで、式辞を終わります。 令和二年三月二五日   江東区立第五砂町小学校 校長 髙橋 修  


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